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施工事例

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大分市 A様邸

大分市 内装工事
間仕切設置工事による収納室増設
2階トイレ設置工事(その2)

続いて、トイレ増設の隣の部屋の改修工事です。

お施主様から、荷物が部屋にあふれていてそれをうまく収納できないものか?とご相談いただき、何度かプランを打ち合わせし調整をおこないました。
今回は扉などを設けず、1つの部屋を間仕切の壁だけで収納スペースを設置し、既存の窓なども位置を変えず換気も考慮しながらのプランとなりました。

まずは、大工さんが床に墨を打っていきます。
大工さんは、前職からお世話になっている安部大工さん親子。仕事も早く、いろいろ先回りして気を配って工事してくれるありがたい大工さん。
数々行ったリノベーション工事も、無理難題をクリアしてくれながらお客様のご要望の住まいに作り上げてくれます。
親子でしてますが、現場では厳しい師弟関係です。

今回は、主に大工工事とクロス工事で仕上がる内容でしたが、間仕切増設に伴い既存の照明の移動、ダウンライトの設置をおこなっております。ですので比較的安価に工事ができたのではないかと思います。
間仕切の上部に開口を設けて、空気の流れを止めることなく、結露などの対策もおこない、圧迫感もない空間にしています。開口はただクロスで巻き込むのではなく、インテリアとしてなにか飾れるように杉の化粧板で笠木を設けました。
間仕切壁を部屋のアクセントにするために収納内部はホワイト系のクロスに仕上げてますが、外側はブルーグレーの色合いで落ち着いた感じです。
あえて、ホワイトの細い巾木(床との見切り材)にして、スッキリシンプルにしています。壁に色を使うときは、あまりいろいろな色(床の色、巾木の色など)を使用しない方が私は好きです。
通路の幅は有効で1メートル取りましたので、かなりゆとりがあります。ドアの横に壁があり、施主様のご要望でパイプを付けてほしいとのことでしたので収納スペース内部に設ける予定だったものを設置しました。
枕棚もありますので、収納スペースも増やせました。部屋から出る際にさっと服がとりだせるのもストレスがなくて使い勝手良いです。
ただし、棚を付ける壁の下地に木が入っていないといけないのですが、対策としてクロス下地付きの合板を今回は既存袖壁に貼っています。どこでもビスは効きます。

施工中中段の高さを当初のものより高くしたりしましたが、お客さまの持っているものなどにあわせて施工を考えることがやはり大切です。