ホーム > リフォーム備忘録

リフォーム備忘録

大分市 カームタウン野田 サイディング外壁塗装工事 4日目:さび止め、瓦ビス締め(その1)

塗装工事は、サイディングの場合洗浄後下塗り前にまずはコーキングの打ち替え、打ち増し、次に塗りの作業として下塗り、上塗り1回目、上塗り2回目と考える塗装店さん、リフォーム店さんが多いと思いますし、またお施主様も塗装工事は塗料を塗ること、と考えている方がほとんどだと思います。

しかし、塗装の前にすべき建物全体のメンテナンスを行う上で考慮に入れておかなければいけないことが、「足場があるうちにできる限りのメンテナンスを行うこと」だと私は考えています。

塗装チームが本格的な塗りに入り前に、些細なことですが将来何らかの影響を与えるかもしれない部分の対策を私の方で行っています。

なぜか2本のビスだけが頭が錆びていたので、ワイヤブラシで磨いてさび取りします。
ワイヤブラシで磨いてさび取り完了
さび止めに赤さびを黒さびにする錆転換剤をスプレー(レノバスプレー)

黒錆に転換できましたので、今後腐食や錆汁で建物を汚すことはありません。
アンテナも錆の発生がひどいです。ここも錆転換剤で黒錆にします。
赤さびが多少黒っぽくなっています。乾燥後再度スプレーする必要があります。

ソーラーパネルのジョイント部の錆。担当の方に聞くとこの頃の金具は錆の発生が出てきているとのことでした。見える部分しかできませんが、さび止めします。
ワイヤーブラシでケレン
浮いている錆が取れました。

ここにも錆転換剤をスプレーしました。

今回のお施主様のご依頼の中には、こういった工事のご要望は入っていませんが、折角耐久性の高い塗料を塗るので、塗装しない部分も安心して長持ちできるような処理をすることが施工店としての使命だと思います。

袖瓦のビスのゆるみによる浮き
インパクトでビスを締めなおしていきます。
締めこみ完了。袖瓦部分すべてを締めなおしました。これでまた安心です。

このように、完全に聞いていない部分の袖瓦のビスは、差し込んだ後に、同色のコーキングをビスの頭に打っていきました。

次の投稿へ続く。